モンステラのモデリング

無着色のモンステラ・クレイ表示。鉢から立ち上がる葉のシルエット Process

一枚の広い葉に切れ込みを入れ、複製して高さと角度を変えながら鉢に挿したモンステラ。ここでは完成までの作った順番をたどる。鉢は既存の5号鉢を10号(30cm)に拡大して使った。

スペード型の土台

モンステラらしい丸みのあるシルエットを、少ない面数で作る。

平面を出し、編集モードで縦に伸ばして縦長の長方形にした。

ループカットで横に7本、縦に2本の線を入れ、中央の軸と左右に分けた。

付け根に集まった不要な縦線は辺の溶解で整理した。

頂点を動かして、スペード型のシルエットに整えた。

切れ込みとトポロジー整理

切れ込みを入れつつ、面を四角と三角に保ってローポリの破綻を防ぐ。

フチの四角い面を選び、面を消して凹みを作った。

凹みの奥の2点をマージし、内側へ引いてV字の切れ込みにした。

直線途中の余分な頂点は溶解し、五角形以上の面は頂点を結んで分割した。

(切れ込みのトポロジー整理は、技術メモにて)

茎としなり

鉢へ向かう茎に、まっすぐでない自然な張りを持たせる。

底の辺を、一度に伸ばさず数回に分けて押し出した。

押し出すたびに辺を選び、角度を少しずつ変えて、ゆるい弓なりの茎にした。

厚み付け前のUV展開

後で厚みを付けるので、平面のうちに展開しておく。

葉と茎の境目にシームを入れ、アングルベースで展開した。

UV画面で余白を取り、枠の内側に配置した。

(厚み付けの前に展開する理由は、技術メモにて)

ワイヤーフレーム。葉と茎のメッシュ構造

厚み付けと植え込み

一枚の葉を使い回しながら、高さと角度の違う株にする。

スムースシェードをかけ、厚み付け(Solidify)を追加した。この時点では適用しない。

リンク複製で葉を増やし、高さと角度を変えて鉢に挿した。

株もとには、切れ込みを2か所だけ埋めた小ぶりの葉を二枚配置した。

(小ぶりの葉の作り分けは、技術メモにて)

着色とメッシュ確定

UVに沿って手描きし、最後に形状を確定する。

マテリアルに画像を割り当て、UVに沿って葉を塗り、中央に明るい黄緑の細線を入れた。

テクスチャを保存した。初回は名前を付けて保存し、以降は上書き保存にした。

メッシュ変換で厚み付けを一括確定し、全トランスフォームを適用した。

テクスチャ埋め込みを外して、FBXに書き出した。

環境:Blender 4.5.3 LTS / RTX 4060

斜め前から見た、テラコッタ鉢から放射状に葉を広げるモンステラのひと鉢

完成した姿と花言葉は、LookBookに。
育ちゆくモンステラ(LookBook)