桜の下、双子と初めてのお散歩

育児日記

双子、初めてのベビーカー散歩

今日は、双子を初めてベビーカーに乗せてお散歩しました。

上の娘はお友達の家へ遊びに行っていたので、母に手伝ってもらい、ベビーカーを一台ずつ押しながらのんびりと出発。


桜の下で

道の途中、桜があちこちに咲いていて、ちょうどいい日差しの場所を探してはベビーカーを止めました。

フードを外して、ふたりが桜を見上げてくれるかな?と期待したけれど、まだ私たちの顔までの距離しか分からないような反応。

それでも、小さな瞳に映る景色が少しずつ広がっていくんだろうなと思うと、なんだか嬉しくなります。


母との会話にほっこり

「こんなに綺麗な桜、ふたりにも伝わればいいのにな」と私。

「桜は毎年咲くから、大丈夫よ」と母がやさしく微笑みます。

きっと、今日のことはふたりの記憶には残らないけれど——

双子を初めてベビーカーで連れ出した日に、満開の桜が咲いていたこと。

綺麗な景色をまだ理解できないほど、小さな赤ちゃんだったこと。

私たちにとっては、大切な思い出になるんだろうなと思います。


忘れられない日々

そういえば、いつだったか。

双子の育児にてんてこ舞いだったある日。
ようやく眠ったふたりの穏やかな寝顔を見つめながら、母がぽつりとつぶやきました。

「こうやってお世話したことも、君たちは将来覚えていないんだろうね」

——孫たちが覚えていなくても、私は一生忘れないからね。

育休が取れない夫に代わって、毎日付きっきりで手伝ってくれる母。

本当に、本当に感謝しています。


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